京都をつなぐ無形文化遺産の選定第3号として「京の地蔵盆-地域と世代をつなぐまちの伝統行事」を選定しました。
「地蔵盆」で行われる行事内容は地域によって様々ですが,多くの町内で行われている(行われていた)行事内容を踏まえ,一般的な「地蔵盆」の内容についてまとめてみました。
京都市は、平成25年度において、京都市内の自治会・町内会を対象に、「地蔵盆」に関するアンケート調査を実施しました。 その結果、約8割の地域で「地蔵盆」が実施されていることがわかりました。
「京の地蔵盆」について,その魅力をわかりやすく発信し,次の世代に伝えていくため,冊子を発行しています。
【動画】壬生寺の松浦俊昭副住職による地蔵盆のお話。
【動画】京のほぼ30秒講座「地蔵盆」
東山区役所では,お地蔵さんや地蔵盆の歴史と意義等についてわかりやすく紹介する冊子「お地蔵さんの物語~お地蔵さんと地蔵盆のお話~」を作成しています。
“京都をつなぐ無形文化遺産”「京の地蔵盆」が大切に引き継がれることを願って御寄稿いただいたコラム記事を掲載しています。
「地蔵盆」は町内安全や子どもの健全育成を願う伝統行事であり,先人から受け継いできた京都の夏の風物詩です。 地域コミュニティの活性化に重要な役割を果たしている地蔵盆。子どもの頃の地蔵盆の思い出は皆の心に残っており,私も様々な場面を思い出します。 時代とともに変化しながら,守られてきた地蔵盆。このかけがえのない伝統行事を,これからも末永く引き継いでいきたいものです。
京都市長 門川 大作
新型コロナウイルス感染症の影響により,地域行事の実施に際しては,適切な感染防止策が求められています。
こうした中,地蔵盆を含む地域活動の継続方法を検討することに役立てるため,地蔵盆に関するアンケートが実施されました。
<対象>
京都市内で地蔵盆を開催している地域(町内等)や団体で,地域における今年度の地蔵盆の開催者(地蔵盆の世話役や自治会長・町内会長など)
アンケート結果