伝統文化に親しみ,生活文化を継承していく機会となっている年中行事の価値を見つめ直し,継承していくため,「京の年中行事―季節・暮らし・まちを彩る生活文化」を“京都をつなぐ無形文化遺産”に選定しました。
人々は年中行事に参加し,家族や友人,地域の人々と毎年同じ時期に同じような経験を共有することで,家族や地域などの絆を深め,それぞれの人生を豊かにしていると言えます。
季節とともに一年を彩る年中行事は,人々の暮らしに寄り添いながら時代とともに変遷しています。
京都で大切に受け継がれている年中行事の一部を取り上げながら,行事の由来や意味を紹介します。
伊藤賀一講師が,京都をつなぐ無形文化遺産「京の年中行事」をわかりやすく解説します。
京都をつなぐ無形文化遺産「京の年中行事」をわかりやすく解説する「京のほぼ300文字講座」。動画授業「京のほぼ30秒講座」と併せてどうぞ。
年中行事を楽しみながら学んでいただくため作成しました。是非,ダウンロードしてご家庭などで楽しんでください。
季節を彩り,日々の暮らしに楽しみや安らぎをもたらす「京の年中行事」。人々の心を豊かにするとともに,家族の絆を深め,地域コミュニティの活性化やものづくりの継承・発展にも役立ってきました。 歴史や風土の中で受け継がれてきた京都の伝統に触れ,その大切さを感じる機会ともなっているこのかけがえのない文化を,これからも大切につないでま いりましょう。
京都市長 門川 大作